日経が提供するデータ
日経POS情報
日本経済新聞社は1985年から全国のスーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストアのPOSデータを独自で収集、データベースとして提供しています。店頭での販売実績が実数値で2日後に確認できる速報性が最大の強みで、日経POS情報を用いることにより、投資先の企業の売り上げや競争力を日次ベースで分析することができます。
高い速報性
データは実際の購買行動から2日以内にデータベースへ反映しサービスに提供されます。期待の新商品は計画通り売れたのか、メーカーから提供される販売予測通りの売上が期待できるのか。食品・飲料・日用品メーカーの競争力を知るうえで、日経POS情報は最速の情報源です。
30年以上の過去データ
日経POS情報は1985年から統一されたフォーマットでデータを保持しており、過去事例の分析やモデル構築のためのバックテストを行うことが可能です。数字はすべて実数値で収集しており、集計や加工されていない生のPOSデータでご提供が可能です。
市場代表性を考慮した店舗選定
日経POS情報のデータは全国のスーパー、コンビニエンスストア、ドラックストアなどの店舗から独自収集しています。収集店舗は日本を代表するチェーンの他、地域差や店舗規模を考慮し選定、日本の消費市場を表すようデータの調整を行っています。
利用方法
企業のKPI予測
加工食品、飲料、アルコールメーカーなどの売り上げや利益などのKPIの達成度合いを予測するうえで、日経POS情報は最も強力なデータです。わずか2日のディレイで届けられる販売実績によって、投資先企業のファンダメンタルを即時かつ正確に把握できます。
自動取引のデータソース
コンピュータを利用したクオンツ運用プロセスの中で、インプットするデータは非常に重要な要素です。企業KPIと強い関連性のあるPOSデータはアルゴリズムを組む材料として最適です。また過去30年以上のヒストリカルデータにより、モデルの妥当性を評価するバックテストを高い精度で行うことができます。