信頼の情報源で深い分析を実施。日経BPや有力業界専門メディアも一括参照
本記事は、日本経済新聞での法人向け生成AI「NIKKEI KAI」特集(2025年8月4日)の再編集版です。より深い業界分析や、最新技術や業界トレンドなどがつかめる信頼性の高い情報ソースについてご紹介します。

有力業界専門メディアを一括参照
KAIはRAG(検索拡張生成)という技術を使って、専用のデータベースから的確な情報を参照して回答を生成します。
データベースには、日本経済新聞など日経が保有する記事だけでなく、「日刊工業新聞」のように産業全般にリーチした記事や、「日刊自動車新聞」「日刊建設工業新聞」のように特定の業界の動きを深掘りした記事が収録されています。業界専門紙の情報を活用することで、業界ごとの最新の動向を把握した回答を生成できます。さらに、業界ごとのビジネスレポートや企業の公開する情報も生成に活用します。

記事をベースにした回答が生成できることで、既存の生成AIサービスで起こりがちな「ハルシネーション(幻惑)」を防ぐのにもつながります。正確で客観性の高い情報を基にした回答は、ビジネスの分析や経営の判断に大きく役立ちます。
また、幅広い業界の情報を揃えていることで、自らの企業の業界以外での取り組みを知ることができます。ESG(環境・社会・企業統治)など業界の枠を超えた活動が求められる中、他業界からの思わぬ〝気づき〟を得ることで、新たなビジネスの発案を後押ししていきます。
新たに日経BPのコンテンツを追加
専用のデータベースは新聞だけにとどまりません。金融財政政策や金融機関経営に精通する「週刊金融財政事情」や、化粧品・日用品の専門メディア「月刊国際商業」などの専門誌も収録されています。
このほど、「日経ビジネス電子版」やウェブメディアで最新の技術を解説する「日経クロステック」、マーケティングに役立つ消費動向を紹介する「日経クロストレンド」などを展開する日経BPの記事もデータベースに収録することになりました。
専門誌の情報が一段と充実し、より深い業界分析ができるようになります。また、最新の技術や業界のトレンドを遅れることなくつかめます。今後も追加する媒体を増やす予定で、信頼性と網羅性の両立を追求していきます。
出典データを明示、閲覧もできる
生成した回答には、参照元である記事が順番に明示されます。番号をクリックすると参照した記事そのものを閲覧できます。記事を読めば、回答の根拠となる動きを詳しく理解できるので、生成された回答の補完になります。資料などを作成する際にも出典を明らかにすることで、より説得力のある内容にできます。
速報も含むデータ更新
KAIは一日に複数回、データベースを更新します。日経電子版の速報ニュースなど最新の記事を収録しており、米トランプ政権の誕生で目まぐるしく変わる経済や国際情勢に対応した回答を生成できます。世界各国の政策や地政学リスクなどの記事をタイムリーに収録し、世の中の流れに沿った的確なデータベースづくりに努めています。
信頼性の高い有料媒体を情報源に回答

※本記事は2025年08月04日時点の情報をもとに再編集しています。最新の情報はこちらでご確認ください。
「NIKKEI KAI」をぜひご体感ください
「NIKKEI KAI」は、企業の意思決定を支援する対話型生成AI(人工知能)サービスです。
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