開催報告
日経リスク&コンプライアンスセミナー

反社会的勢力のリスク対策から第三者デューデリジェンスまでの効果的アプローチ

場所: 大手町プレイスカンファレンスセンター ホールA

イベント開催報告

近年、企業による不祥事が相次ぐ中、コーポレートガバナンスの強化が喫緊の課題となっています。最近では、大手企業を 巡って反社会的勢力との繋がりが取り沙汰され、コンプライアンス体制の抜本的見直しを迫られると共に、取引相手方の精査を求められるなど、取引先デューデリジェンスの重要性が増しています。
一方、金融機関においても、FATF第4次相互審査を迎えるにあたり、リスクに応じた顧客管理措置、とりわけ高リスクの対象に対する、より厳格なデューデリジェンスが求められておりますが、何をどこまで精査すれば良いのか、多くの企業にとって課題となっています。
本セミナーでは、実際の法律相談や企業に対するトラブル防止支援、社内体制整備に向けた助言などを通じて多くの企業 不正・不祥事案件の対応・解決に携わってきた弁護士、取引先デューデリジェンスの専門家より、企業が検討すべき課題や その解決に向けた考え方について解説いたしました。セミナー終了後には懇親会を兼ねた軽食をご用意し、講演者の方々との意見交換の場としてご活用いただきました。

お申し込み多数のため参加募集を締め切りました。
多数のお申し込みありがとうございました。
反社会的勢力のリスク対策から第三者デューデリジェンスまでの効果的アプローチ

イベント概要

イベント名

日経リスク&コンプライアンスセミナー
反社会的勢力のリスク対策から第三者デューデリジェンスまでの効果的アプローチ

日時

2019年9月30日(月)14:00~18:00(13:30開場)

場所

大手町プレイスカンファレンスセンター ホールA

参加費

無料(参加には事前申込みが必要です)
※競合・個人からのお申込み、会社のメールアドレス以外からのお申込み、ならびに代理の方のご参加はご遠慮いただいております。
※勤務先やご連絡先が確認できない場合について、ご参加をお断りする場合があります。
※その他、本イベントスタッフの判断にてご辞退いただく場合もございますので予めご了承ください。

主催

日本経済新聞社 デジタル事業 情報サービスユニット

お問い合わせ

日経デジタルソリューションセミナー事務局
Email:nkp_event@nex.nikkei.co.jp
※お問合せは上記メールで承ります。

当日プログラム

13:30~14:00

開場

14:00~15:00

講演1
「反社会的勢力排除のための取引先審査の実務」
企業の社会的責任や経営統治の重要性が高まるなか、反社会勢力との関わりを遮断することは必須の 経営課題であり、反社会的勢力排除に向けた取引先(契約)審査実務の確立は企業に欠かせない施策と なっています。本セミナーでは、反社会的勢力の潜在化・不透明化が進んだ現状に対応する取引先(契約) 審査の実務について考えます。
講師:馬場・澤田法律事務所 パートナー弁護士 手打 寛規 氏

15:00~15:45

講演2
「取引先デューデリジェンスにおける効果的アプローチ」
昨今、ビジネスのグローバル化が進む中、反社会的勢力排除に留まらず、制裁コンプライアンスや腐敗行 為防止、サプライチェーン管理における人権問題、マネーロンダリング防止など、様々な法規制への対応 が企業に迫られています。取引先に対する、継続的かつ多面的なデューデリジェンスが求められる代表的 な対策となりますが、そのデューデリジェンスは一体、何を、どこまで、どの程度、どのように行えば良いの かが、今、多くの企業にとっての課題となっています。そこで本講演では、取引先に対するデューデリジェ ンスの実務について、事例を交えて解説致します。
講師:日本経済新聞社 デジタル事業 情報サービスユニット ソリューションマネジャー 紙本 雄輔

15:45~16:00

プレゼンテーション
「デューデリジェンスに必要な情報ソースとは」
講師:日本経済新聞社 デジタル事業 情報サービスユニット 井上 千晶

16:00~16:15

休憩

16:15~17:00

パネルディスカッション

17:00~18:00

ネットワーキング

弁護士 手打寛規氏

弁護士 手打寛規氏

2002年中央大学卒業後、2003年に弁護士登録、馬場・澤田法律事務所に入所。
訴訟を中心とした係争処理業務を中心に、社内弁護士や社外役員としての経験を活かした企業向けの法務研修や相談業務など広く扱っている。特に、民事介入暴力対策特別委員会に長く所属し、民暴案件対応、企業に向けた社内体制の整備や助言は専門分野の一つ。主な著作として「民事介入暴力対策マニュアル 第4版」(共著、ぎょうせい、2009年2月)、「企業に求められる反社会的勢力排除に向けた取組み」(「会社法務A2Z」、2016年6月号、第一法規)など多数。

日本経済新聞社 情報サービス部門 情報サービスユニット
ソリューションマネジャー 紙本雄輔

日本経済新聞社 情報サービス部門 情報サービスユニット<br>ソリューションマネジャー 紙本雄輔

日経リスク&コンプライアンスの事業責任者。
15年以上に渡り、アンチマネーロンダリング・テロ資金供与対策、信用リスク管理、サプライチェーンマネジメント各分野における、リスク管理ソリューションのコンサルティングおよびセールス・マーケティング業務に従事。
2012年ダウ・ジョーンズに入社。リスク&コンプライアンスディレクターとして、AMLフィルタリング業務やカスタマー・デューデリジェンス/第三者デューデリジェンス業務に関するコンサルティング、国内向けサービスコンテンツの企画、講演活動を行う。 2019年7月、日本経済新聞社に入社、情報サービス部門 情報サービスユニットのソリューションマネジャーに就任。

トピックス

本セミナーにご登壇いただいた手打弁護士のインタビュー記事がご覧いただけます。
さらに、「反社会的勢力排除のための取引先審査の実務」と題した、手打弁護士の解説資料をダウンロードいただけます。

以下の質問について、手打弁護士にお答えいただきました

  • 「なぜ、コンプライアンスチェックが必要なのでしょうか?」
  • 「どのような業種・業態の企業が、コンプライアンスチェックをより徹底すべきなのでしょうか?」
  • 「スクリーニングで問題なかったために契約をしたものの、契約後に審査して違反が判明した場合に排除策はあるのでしょうか?」
  • 「企業がコンプライアンスチェックをする際、特に重要なポイントは何ですか?」
  • 「企業がコンプライアンスチェックを強化する際、すぐにできることはありますか?」

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